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生誕120年

国立近代美術館にて、生誕120年 棟方志功展が開催され、生命力満々の作品が多く展示されています。棟方志功はゴッホの影響を受け、当初油絵でゴッホタッチの作品を帝展に出展するも5回落選し、ある時、版画の作品に出合い、その後、版木にむかい、生命力あふれる作品を世に出しました。
作品は単なる版画にとどまらず、書と融合した作品や、型にはまらない多くの作品を創作しました。
目が悪いせいか版木に顔を埋め、懸命にすごいスピードで彫っている姿の映像が流れていましたが、そのインタビューの中、彫るのではなく、その版木の中に宿る仏様のようなものを出していく、出させていただくというようなお話をされていました。すごい迫力が生き生きとした作品に乗り移るさまは必見の価値があります。今後AIが進化しAIが作品を作るようになっても作品から魂や生命力を感じる作品は生まれないような気がしますが、どうでしょうか?