千葉県流山市には、芭蕉・蕪村と並ぶ江戸の三大俳人と呼ばれた、小林一茶に関連した、一茶双樹記念館があり、その静かな佇まいの記念館には、毎月全国から応募された俳句が和室の横に飾られています。17音の調べで宇宙まで感じる句を創る多くの俳人たち。その中で生涯2万句以上の作品を、弱き人、小さき人の視点に立って創作し続けたのが小林一茶。
少しだけ秋風が吹いたその日、記念館を訪れました。
「やせ蛙まけるな一茶これにあり」