援農ボランティア
地元の援農ボランティアで梨の苗木を行いました。園主にお話を伺うと、この苗木は約8年後から初収穫が始まり、育てながら収穫し、本格的には10年後から通常の樹と変わらないような収穫体制に入ります。この苗木1本は本格収穫で300個程実がなるそうです。そこから約30年の寿命があるそうです。頭の中でそろばんをはじくとこの1本の樹で9,000個の実がなる事になります。苗木の植樹は子供を育てるように慎重に大切に行います。園主曰く、農業はお天気商売でリスクがいっぱい、その中で果樹園はお金になるまで時間がかかりすぎて昔は金持ちしかできなかった、ホント、リスクだらけなんですと熱く現状を語っていただきました。知らない事を知る刺激があり、スコップで柔らかい土を丁寧にかけました。この樹の使命を終える頃、私も使命を終えています。